酸蝕歯について その2

投稿日:2018年4月13日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。歯科衛生士の田中です。
新学期も始まり、新たな生活をスタートした方も多くいるかと思います。

さて、今回は「酸蝕歯」についてお話したいと思います。
酸蝕歯とは食べ物の酸によって歯のミネラル分が溶け出して、
軟らかくなったエナメル質がすり減っていく状態をいいます。

初期段階では歯が白く濁る程度ですが、進行すると歯が薄くなって
透き通ってきます。さらに進行するとエナメル質が薄くなって内部の
象牙質が露出してしまいます。初期段階では歯磨きや食習慣の改善で
進行を止められますが、重度になると抜歯しなければならない場合も
あります。

ではみなさんもあてはまるものがないかチェックしてみましょう。

・果物をよく食べたり、酢を飲んだリ料理に使う
・ワインが好きでよく飲む
・スポーツドリンクやコーラを飲む習慣がある
・歯の表面がピカピカに磨いたようにみえる
・前歯の先端が欠けたり先がギザギザしている
・歯の先端が薄く透き通っている
・唾液の量が少なかったり、口が乾く
・知覚過敏の症状がある
・歯ブラシは硬めを使い、力を入れて磨いている

どうでしたか?あてはまるものはありましたか?

コーラやスポーツドリンクなど酸性度の強い飲み物をゆっくり時間を
かけて飲まないようにしたり、歯ブラシは柔らかめを使う、酸っぱい
ものを食べ過ぎない、定期的に歯科検診を受けることにより酸蝕歯を
予防することができます。

一度酸蝕歯になってしまうと元には戻りませんので、普段の生活から
気をつけてみましょう。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「須藤歯科医院」