予防歯科・歯周病治療

当院の予防歯科・歯周病予防・歯周病治療への具体的な取り組み

予防歯科

虫歯治療は、少なからず歯を削ることになります。全く削らないためには虫歯にならないことが大切です。そうした考えに基づいた治療が、当院が特に力を入れている予防歯科・歯周病予防・歯周病治療です。近年は、患者さまの予防歯科に対する意識が高くなっているので、当院が全力でサポートさせていただきます。当院の予防歯科・歯周病予防、歯周病治療への取り組みには次の4つの特徴があります。

①担当制歯科衛生士が一人一人をサポート(歯周病のコントロール)

担当制歯科衛生士歯科医院での予防処置に関しては、歯科衛生士が担当しています。

歯科衛生士とは、歯科医師と同じように国家資格を持ったプロです。専門学校や大学で虫歯予防や歯周病治療を専門に学んでいるので、予防に関するエキスパートといえます。

当院では、歯科衛生士を患者さま一人一人に対して担当制で割り当てています。

②予防歯科くらぶ「あいしくらぶ」の活動

予防歯科くらぶ須藤歯科医院では、1986年より予防歯科に力を入れており、1995年に会員制の予防歯科くらぶである「あいしくらぶ」を設立いたしました。

あいしくらぶでは、健康に関する講演を開催したり、オーラルケアグッズの配布など、歯周病をはじめとした病気を予防するための取り組みを行なっております。

現在では総会員数4000名を超え、予防の環はどんどん広がっております。(あいしくらぶについて詳しくはこちらから>>

③歯科衛生士も拡大鏡使用で精密スケーリング

  • 歯科衛生士も拡大鏡使用

  • 歯科衛生士も拡大鏡使用

須藤歯科医院の歯科衛生士は視野を拡大する歯科用ルーペ(拡大鏡)を使用しております。肉眼の数倍に視野を拡大し治療ができるため、歯石の取り残し、虫歯の見逃し等を防ぐことが期待できます。特に縁下歯石と呼ばれる、歯と歯ぐきの間の奥深くに入り込んだ歯石の除去には拡大鏡は非常に有効で、そのほとんどが肉眼ですと見逃されがちです。予防歯科に力を入れている須藤歯科医院では、あなたの担当歯科衛生士が責任をもって精密予防歯科、精密スケーリングを行ないます。

④歯周病治療の際、2つのスケーラーを使い分けている

予防歯科歯の表面に付着している歯垢や歯石が虫歯や歯周病の原因です。この汚れを取り除くにはスケーラーという道具を使います。

スケーラーは「超音波スケーラー」と「ハンドスケーラー」という2種類を主に使います。

それぞれ違ったメリットがあるので、下記のようなシチュエーションに合わせながら使い分けています。

  • 超音波スケーラー

    超音波スケーラー超音波の力で歯の表面についている歯垢や歯石を広い範囲で取り除くことができます。短時間できれいにすることができますが、細かい部分で取り残してしまうおそれがあります。

  • ハンドスケーラー

    ハンドスケーラー電動式ではないので、1本1本手作業で汚れを取り除かなければなりません。時間はかかってしまいますが、細かい部分でも、歯面を傷めずにきれいに取り除くことができます。

歯医者さんには痛くないときから通ってください

予防歯科

定期的に歯科医院で歯を診てもらうという心がけは、虫歯で歯を失わないためにできる大切なことです。須藤歯科医院では、歯のクリーニングという院内の処置だけはなく、食生活、ストレス、仕事など、患者さまの生活リズムによって引き起こされる虫歯のリスクもていねいに説明しています。ご自宅でも虫歯予防を心がけてほしいので、できる限りのサポートをさせていただきます。

歯周病の予防は歯磨きだけでは不十分!?

予防と歯磨き

歯を磨くことは、小さなときから教えられてきたことなので、誰もが習慣づいていることです。しかし、毎日歯を磨くだけでは虫歯や歯周病を完全に予防できないということをご存じですか?なぜなら、毎日の歯磨きでは取り除くことができない汚れが歯に付着しているからです。それがバイオフィルムです。

ヌメヌメで取れないバイオフィルム

バイオフィルムバイオフィルムを例えるものとしてよく出てくるのが、台所の三角コーナーです。台所をきれいに掃除しても、数週間すれば三角コーナーにヌメヌメとした汚れが溜まってきますよね。

これと同じ現象が口の中でも起こっているのです。歯の表面に付着したバイオフィルムによって取り除けなかった歯垢は、やがて歯ブラシでは取れない歯石に変化します。

こうなると、毎日の歯磨きではどうすることもできず、歯ぐきに炎症が起き、虫歯や歯周病になってしまうのです。

歯科にて定期的なバイオフィルム除去を

三角コーナーのヌメヌメが、台所をきれいにしても再び現れるのと同じように、歯科医院で1度バイオフィルムを取り除いても、再び付着してしまいます。ですから、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けていただくことが大切なのです。当院では、3ヵ月に1度程度メンテナンスに通っていただくことをおすすめしています。こまめなメンテナンスによって虫歯や歯周病になる確率は激減します。

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予防歯科を受診していた人とそうでない人の生涯治療費の差

下記は、予防歯科(歯科検診含む)を定期的に受診し、早期発見、早期治療を行なってきた方と、予防歯科は受診せず、痛みや腫れ、違和感などの症状が出てから歯科を受診していた人の生涯の治療費の差を表しています。

予防歯科を受診している人の生涯治療費

予防歯科を受診していない人の生涯治療費

(出典:日吉歯科診療所調べ)

ビッ クリなさるかもしれませんが、こんなに差が出るのです。自身の歯を高齢になってもしっかり維持するということは、生涯治療費をこんなに節約することに繋が ります。日本の定期検診受診率は5%以下と言われていますから、95%の方が100万円単位の生涯治療費が多めにかかってしまっていると言えます。

若い頃にしておけばよかったことアンケート1位は『歯の後悔』

若い頃にしておけばよかったことアンケート

こ れは、雑誌PRESIDENT(株式会社プレジデント社)に掲載されていた、『高齢者を対象にした若い頃にしておけばよかったことアンケート』です。60 歳未満ですと3位に「歯の定期検診を受ければよかった」と歯への後悔がランクインし、70代になると同内容が1位にランクインしています。当院へ通われる 皆さまにも歯への後悔をしてほしくはありませんので、ぜひ予防歯科の大切さを知って下さい。

予防歯科は、歯が白くなるといううれしい効果も!

歯のクリーニング

歯科医院で虫歯や歯周病の予防処置を受けていると、歯の病気になることを防げるだけでなく、歯が白くなるというメリットがあります。歯を白くする処置というと、審美歯科でのホワイトニングをイメージされるかもしれませんが、どうして予防歯科で白くなるのでしょうか。

歯のクリーニングで着色汚れもごっそり落とす   

着色除去虫歯や歯周病の予防処置として最初に行うのは、歯の表面に付着している歯垢や歯石を取り除く治療です。歯石は、たばこのヤニやコーヒーやワインなどの食べ物に含まれる着色成分によって黄色くなっています。その歯石を取り除くことができるので、歯が持っている本来の白さを取り戻すことができるのです。

定期的な予防処置によって、虫歯や歯周病を防げるだけでなく歯を白くすることもできるというのは、まさに一石二鳥です。本来の白さ以上に白くすることはできませんが、こまめに行うことをおすすめします。

当院の歯周病予防プログラム(プリベンションコース)の症例

▼当院で自費の歯周病予防プログラム(プリベンションコース)を受け、歯周病症状を改善した症例をご紹介します。

初診時の口腔内(重度歯周病)

こちらの患者様は、歯周病症状を改善したいとのことでご来院されました。歯肉は炎症を起こし、腫れています。全体的に不衛生な状態で、大量の歯石が確認できました。※歯の裏面は歯の形状が確認できないほど沢山の歯石が付着しています。

患者様と相談の結果、通常のクリーニングに加え、ご自宅でのセルフケアの向上などを目的とした予防プログラムを受けていただくことになりました。
初診時の口腔内

担当の歯科衛生士が実施するプロフェッショナルケアを中心に、歯磨き指導やフロスの正しい使い方のレクチャーなどを行い、ご自宅でのケアの質を高めていきます。

プログラム終了時の口腔内の状態(歯周病の改善)

当院独自の予防プログラムの下、担当衛生士の指導及び施術を行っていく中で、患者様の口腔内に対する意識が変化し、歯周病は劇的に改善しました。

プログラム終了時の口腔内の状態

歯周病治療は、歯科衛生士の技術はもちろんですが、ただ施術するだけでは改善には至りません。患者様ご自身の取り組み方によって、治療の成否が格段に違ってきます。

予防プログラムでは、患者様ご自身の取り組み方までしっかりご指導いたしますので、歯周病の改善や疾患予防をご希望の方はぜひ、お気軽にご相談ください。

年齢・性別 40代 男性
治療期間 2ヵ月
治療回数 7回
治療費 77,000円(税込)
リスクなど 知覚過敏など初期段階ではしみることがあります。

戸田で歯周病治療、歯のクリーニングをご検討中の方へ

予防歯科

当院は、ハイレベルな予防歯科プログラムを行っている戸田市でも数少ない歯科医院です。これまで多くの患者さまにご好評をいただいており、戸田公園のみならず、市外から来院してくださっている患者様もおられます。当院でこまめなメンテナンスによって、虫歯と歯周病を予防し、健康的な歯を維持しましょう。また、当院は戸田市歯科検診の受診が可能です。ぜひご来院ください。