入れ歯症例⑤ 「焼き肉、お餅、たくあんが美味しく頂けます!」

投稿日:2022年4月15日

カテゴリ:入れ歯治療例

「焼き肉、お餅、たくあんが美味しく頂けます!」(男性)

こちらの方、ホームページで入れ歯が得意そうな歯医者を探して、遠方から来院されました。車で1時間半をかかりますが、納得のいく良い入れ歯を入れたいという思いで相談から始まりました。これまでも他の歯科医院で3回ほど入れ歯を作り直してきましたが、どれもしっくりくるものではなかったそうです。

当院では、治療の前にまず相談の時間を取らせて頂いていますので、これまで治療の経緯、苦労されたこと、解決したいこと、ご要望などを可能な限りお伺いしています。その後、精密検査を行い、治療計画を複数立案し、患者様と一緒に健康を取り戻すための設計図を決めていくプロセスを大切にしています。
入れ歯治療は特に、イメージがしにくいところがありますので、いきなり治療を始めることはほとんどありません。

下の歯はご自身の歯が少ないので、抜きたくはないが、必要であればお任せしますということでした。一般的には抜歯をして総入れ歯にする方がスムーズなケースがありますが、検査の結果、一部ご自身の歯がしっかりしている部分もあり、予後を考えても残せると判断しました。これを残すことで部分入れ歯を支える貴重な軸にも使えることで、入れ歯も安定性も増すことが期待できます。

逆に上の歯、歯周病の進行もあり動揺が大きく、長期的には残さない方が良いという判断で、ご相談の結果、抜歯をして総義歯(総入れ歯)となりました。

ご本人から家族と同じ食事をしたいというご希望がありましたので、数種の入れ歯の中から、今回は精度が高く、咬合力が圧倒的に高い義歯「カワラダデンチャーシステム」を選択されました。カワラダデンチャーは、通常の何倍もの工程を経て、製作される安定性・機能性に優れ、天然歯に近い感覚で使える入れ歯です。

時間は少しかかりますが、仮義歯(治療用の入れ歯)を使用しながら、噛み合わせを細かく調整を重ねていき、最終義歯が入った時には、最初からぴったりとした安定感が得られます。また、入れ歯のカギとなる工程の印象(型取り)は、通常のお口の動きまで、正確に記録しながら丁寧に行います。このシステムで入れ歯治療を行うためには、経験豊かな歯科医師はもちろんのこと、専門の歯科技工士の存在が欠かせません。

須藤歯科医院は、外部技工所でなく、須藤歯科医院専門ラボ(院内技工)で、義歯の製作を行っています。歯科技工士も治療に同席をして、綿密に打ち合わせをしながら、患者様の口腔内を診て、お話を伺がいながら担当歯科医師と連携して治療にあたっていますので、高い品質の入れ歯を提供できています。

合わない入れ歯を長い期間使っていると、噛み合わせや骨格にも影響してきますし、ご家族と一緒の食事ができないなどストレスも大きくなってしまいます。

こちらの方は、上の総義歯から8年が経過した現在も快適に使用され満足されておられました。「以前は食べられなかった、焼肉、お餅、硬いたくあんなど、家族と同じものが食べられて嬉しい」とおっしゃって頂いています。

悩んでいる方がおりましたら、治療の来院ではなくても結構です。当院の無料相談、セカンドオピニオンをご利用下さい。

【▼入れ歯装着前】

入れ歯治療症例

▼製作した入れ歯

カワラダデンチャー

【▼入れ歯装着後】

カワラダデンチャー

年齢・性別 70代・男性
治療期間 4ヵ月
治療回数 約15回
治療費用 上顎 総義歯 下顎 右下765421 左下12567部分義歯 (共にカワラダデンチャー)
約2,000,000円(税込)
リスクなど ・慣れるまで口腔内で異物感を感じることがあります。
・ごく稀に金属アレルギーがある場合があります。

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ドクターカワラダ・デンチャーシステム