入れ歯症例① 「入れ歯安定剤のいらない義歯になりました」

投稿日:2021年10月18日

カテゴリ:入れ歯治療例

「入れ歯安定剤のいらない義歯になりました」(40代 男性)

こちらの方、20年ぶりにいらした患者さんでした。入れ歯の具合が悪く、インターネットで改めて検索したところ、入れ歯にも力を入れている須藤歯科医院を見つけて下さり来院されました。

最初にインタビュールームでお話を伺い、これまで治療経過やご希望について詳しく伺いました。これまでインプラントの経験もあることで、歯が無いところにはインプラント、トータルで治して欲しいと言うご要望でした。

インプラントと一緒に義歯(入れ歯)のメリット、デメリットを確認して頂き、外科手術の負担や治療期間など総合的に判断し、今回は上顎にはしっかり噛める総義歯を選択されました。
下顎にはインプラント治療を希望されており、インプラントの良さも体感頂いておりましたが、上顎を全てインプラントとなるとどうしても負担は大きくなることも考慮しての判断となりました。

総義歯にはいくつか、種類がありましたが、噛み合わせの強さや癖、年齢なども加味して、金属を併用した特殊義歯としました。
上顎を覆う部分は、薄く加工できる金属を一部使用し、違和感を軽減、熱伝導もよくなるように設計しています。また人工歯にも奥歯の噛み合う面に金属を使用し、長く使っても擦り減りにくく、しっかり咬合ができるにしています。

総義歯(総入れ歯)にすることに抵抗があり、治療を躊躇していたが、こんなに快適に噛めて、見た目もわからないような入れ歯であれば、もっと早く治療しておけば良かったとおっしゃっていただいています。

総入れ歯というと、どうしても昔の保険適用義歯のイメージがあると思いますが、現在は技術も大変進歩しており、型取りの技術、素材の進化、咬合理論の発展などにより大きく改善しています。
入れ歯を入れない期間が長くなることで、はぐきの下の組織の骨がやせてきたり、噛み合う反対側の歯が提出(伸びて来る)してきたり、或いは咀嚼、咬合の不全による全身への影響も懸念されます。入れ歯治療に躊躇されている方は、是非、入れ歯症例の多い歯科医院でセカンドオピニオンを利用されることをおススメしております。

当院でも、治療ではなく「相談だけ」も賜っておりますので、ご利用下さい。

【▼治療前/治療後】

入れ歯治療症例

入れ歯治療症例

▼製作した入れ歯

入れ歯治療症例

年齢・性別 40代・男性
治療期間 5カ月
治療回数 約10回
治療費用 上顎 総義歯(カワラダデンチャー)700,000円(税込)
リスクなど ・慣れるまで口腔内で異物感を感じることがあります。
・ごく稀に金属アレルギーがある場合があります。

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