災害時の口腔ケア

投稿日:2019年12月27日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは受付の鈴木です

12月になっても暖かい日と寒い日の差が激しい毎日が続いています。
ますます体調管理が大切になっています。

TVなどでも健康情報が満載なのでご自身にあったものを取り入れて
健康維持に努めていきましょう!

ちなみに私は「入浴時40度程度の湯船に10分つかる」というのを
やっています。抵抗力がつき寒暖差に強くなるそうです。
お蔭様で元気に過ごしていますよ!

今年の夏の台風はすごかったですね!当院でも診療を半日に縮小して
浸水対策などしたことがありました。長く務めさせていただいていますが
初めてのことだったと思います。

戸田市内でも浸水などの被害のあったお宅も多々あったと聞いています。
武蔵小杉のタワーマンションでは台風の影響で断水するという災害が
起きてしまったり首都近郊は安心安全という感じが少なくなって
きているように感じます。

そして最近沖縄や東北で強めの地震が起きています。
ということで今回は災害時の口腔ケアについて調べてみました。

災害になるとお水の確保が難しくなったりするので歯磨きなどの口腔ケアが
後回しにされる方が多かったそうです。
ただその後細菌感染や病気になる方が増えてしまうことがわかりました。
また持病によっては悪化してしまうこともあるそうです。

節水・歯ブラシが手に入らないときのケアは

①コップに大匙2杯くらいの水を入れまず歯ブラシを濡らし磨く
 ティッシュで汚れた歯ブラシをふきながら最後まで磨き、少しずつ
 口をゆすぐ
②歯ブラシが手に入らないときは食後は少量のお茶やお水でうがいをして
 口をゆすぐ
③ティッシュなどを指に巻き歯をふき取るようにする  

また災害時には水分摂取量が低下する傾向にあり、重ねてストレスの影響で
唾液の分泌も減ってしまうそうです。
唾液は口腔内の乾燥を防ぎ汚れを流す重要な役割があります。

耳の下あたりに唾液腺があるのでそこをマッサージして唾液の分泌を促すように
するといいそうです。
また水分も一度にごくごく飲むのではなくこまめに少しずつ飲むようにすると
口腔内やのどの乾燥を防いでくれます。

いかがですか?時々想定して練習してみた方がいいかもしれません。
非常時の持ち出し荷物には歯ブラシとフロスもいれておきましょう。
もちろん日頃の口腔ケアや定期健診へ行って健全な状態であることも
大事です。

非常食のチェックや交換の時期にあわせて歯医者さんへ行くように
するといいかもしれませんね。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
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