歯ぎしりについて

投稿日:2019年12月13日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。歯科助手の黒須です。めっきり寒くなり
そろそろダウンやコートを本格的に着てしまおうか悩むところです。
今回は歯ぎしり、くいしばりについてお話したいと思います。

お友達や家族と旅行していて寝ているときにギリギリっとすごい音が
聞こえてきてビックリしたことはありませんか?
また、言われたことはありますか?それは歯ぎしりです。
寝ているときに無意識に歯をこすりあわせて音を出しています。

何故、歯ぎしりをするかというと、寝ているときに一時的に脳が
活性化して顎を動かすのに関係する筋肉に脳から意図せず指令が
伝わり顎が動いてしまい音がなるのです。これが歯ぎしりです。

深い眠り(レム睡眠)から浅い眠り(ノンレム睡眠)に移るときに
起きやすいと言われています。

歯ぎしりの原因ははっきりとはされていないのですが、歯ぎしりに
関係していると言われている要因はいくつかあります。

遺伝の影響
睡眠障害
薬の副作用
喫煙やアルコール
カフェイン
ストレス
などか関わっていると言われています。

歯ぎしりは体重の2倍もの力が
顎にかかっていて、これが続くと体や歯にいろいろな影響を及ぼします。

歯や顎や頭が痛む
歯の表面がすり減る(すり減ることにより金属が外れやすくなる)
歯の根本が欠ける
顎がこわばる

などの症状が現れます。これを防ぐにはマウスピースをはめて歯を守ります。
マウスピースは歯科医院で上か下どちらかの歯型をとって作り、
夜寝る時にはめて使用します。

また、音をたてる歯ぎしりの他、くいしばりも同じような症状を起こす
こともあります。夜のくいしばりにはマウスピースが有効ですが、日中の
無意識のくいしばりには、普段よく見る場所に歯を離すと紙に書いて
貼り意識して歯を離すことを心がけてみてください。

普段、歯は口のなかで空いているのが正しいですから。
歯ぎしり、くいしばりを防ぐためにもストレスは
ためないようにリフレッシュしてください。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
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