“口内劣化”をくい止める

投稿日:2019年6月28日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。受付の的野です。

蒸し暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

毎食後きちんと歯を磨いているのに、なんだか歯の調子が悪い。
こんな感覚ありませんか?
その違和感は、口内劣化のサインです。

私もエイジングが気になるお年頃なので、今回は歯のエイジングに
ついてお話したいと思います。

実は、口の中は体の中で最も早く老化が進むパーツです。

では、口内劣化をくい止める為に今日からできる、5つのポイントを
ご紹介します。

1.3〜4ヶ月に一度はメンテナンス受診を
年齢を重ねるほど、歯周病も増えます。噛み合わせも悪くなり、
プラークもたまりやすくなります。3〜4ヶ月に一度は歯科医院で
チェックしてもらい、プラークの除去が必須です。
過去に治療した歯が傷んでもろくなることもあるので、メンテナンスで
きちんとケアしてもらいましょう。

2.歯も更年期も同時にケア、が理想的
頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、イライラ、口が乾くなどの更年期に
ありがちな不定愁訴と同様のことが、”噛み合わせの悪化”でも起こります。
更年期の症状と見極めにくいので、歯科領域のケア、婦人科での処方、
ストレスの対処というように複合的にケアを考えることも大切です。

3.よく笑って、よく食べる、口内エクササイズ
口は日々食べたり、しゃべったり、笑ったりして活動する部分でもあります。
特別なエクササイズをするよりも、この基本的な機能を最大限に生かせて
あげることが大事です。
思いきり笑えば、口のまわりの筋肉を使い、唾液分泌も促されます。
食事もおいしく食べれば、咀嚼力も鍛えられます。

4.”Lポジション”トレーニング
噛み合わせが悪かったり、ストレスがあると人はくいしばります。
すると歯や顎関節に負荷を与え、筋肉が緊張→血行が悪化し、
痛みが生じます。
そこで、くいしばらないように舌をいつもリラックスポジションの
Lの発音の形、上の前歯の裏に軽く舌先をつける位置でキープしましょう。

5.食べる前の5分、唾液腺刺激め口内を改善
唾液には、口内環境を整え、成長ホルモンを分泌し、活性酸素を除去する
作用があります。他にも、消化を促し、免疫力を上げる効果もあります。
しかし、加齢やストレスで唾液が出にくくなっている人も多いようです。
食事前に簡単なエクササイズで唾液を出す習慣をつけましょう。

【唾液腺エクササイズ】
唾液腺がある3ヵ所を各5回ずつ刺激しましょう。
①耳の横にある耳下腺は、内側にクルクルと円を描くように刺激。
②エラの下にある顎下腺は、親指で顎の骨の下内側の柔らかい部分を、
エラから顎先に向けて少しずつ刺激。
③顎の下にある舌下腺は、顎の下から舌を押し上げるような感じで親指で刺激。

日々のケアの仕方で、10年後、20年後の歯が変わってくるので、
是非参考にしてください!

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
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