口呼吸を予防しましょう

投稿日:2018年11月9日

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こんにちは。歯科衛生士の寺下です。

11月に入り寒い日がふえてきましたね。乾燥しやすく、風邪などで
体調を崩しやすい時期でもあります。

朝起きるとのどが乾燥している、、、なんてことはありませんか?
もしかすると、それは口呼吸になっていることも原因の一つかもしれません。

最近、口呼吸をしている人が増えているそうです。
口呼吸は自覚がないことが多く、外気がそのまま口の中に入るため
感染症にかかりやすく、お口の健康にも悪い影響を与えます。

例えば、風邪などの感染症にかかるリスクが高くなったり、口の中が
乾燥することで唾液の量が減るため口の中で菌が繁殖しやすくなり虫歯や
歯周病になりやすくなります。

さらに、本来舌が内側から歯を押す力と口の周りの筋肉が外側から歯を
押す力のバランスが取れることで正しい歯並びが作られますが、
口呼吸になってしまうことで内側から舌が歯を押す力の方が強くなり、
出っ歯や顎の形の歪みを引き起こして歯並びが悪くなってしまいます。

また、口呼吸であると舌の位置が下がっているため、のどが塞がり、
最近ニュースなどでもとりあげられる睡眠時無呼吸症候群になる
可能性が高いと考えられています。

口呼吸によって引き起こされる悪い影響はたくさんあるんですね。
では、口呼吸にならないためにはどうすればいいのでしょうか?
口呼吸になる人の多くは、顎や舌の筋肉が弱いことが多いため、
これらの筋肉を鍛える必要があります。

口を大きく開けたり、横に広げたり、すぼめたり筋肉を動かすことを
意識し顔や口周りの筋肉の体操をしてみましょう。

筋肉を動かすことで顔のたるみを引き締めリフトアップ効果も
期待できます。また、最近では薬局などで口呼吸を予防するための
テープなども売られていますので、一度試してみるのもいいかもしれませんね。

風邪をひきやすい人、起きた時にのどがカラカラに乾いている人は
口呼吸になっている可能性がありますので、注意が必要です。

口呼吸を予防してお口と体の健康を守りましょう!

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