夏バテ

投稿日:2018年8月3日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、院長の須藤です。
今年のこの猛暑の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
早くも夏バテになってしまった方も多いのではないでしょうか?

夏バテは体だけでなく、お口のなかにもあらわれることをご存知ですか?
普段は、唾液の自浄作用によって、口の中ではある程度は菌の繁殖が
抑えられています。

しかし、夏は汗をかくことで体内の水分が不足しやすく、唾液の
分泌量が減りがちになります。つまり、夏バテすると、「免疫力の低下」
と「唾液の自浄作用の低下」がおこり口の中の菌が繁殖してしまう
危険があるのです

口の中の細菌がふえてくると、まず気になるのが口臭です。
口臭は歯についてしまった歯石、プラークだけではなくべろの上に
よごれがたまってできた舌苔(ぜったい)も原因のひとつです。

また、夏は食欲も減退し、あまり噛まずに食べられるのどごしの
良いものが好まれるために噛む回数が減り唾液の分泌が少なくなって
しまいます。

口の中の免疫力がさがるともともと口の中いる歯周病菌も
ふえてしまうため、歯周病も進行しやすくなるといわれています。
しかし、ほとんどの人は、歯周病になっても自覚症状がありません。
そのため、夏場に気付かないうちに歯周病が進行してしまうケースも
あります。

ちなみに、虫歯も虫歯菌による感染症なので、夏バテすると歯周病と
同様に悪化する可能性があります

このように暑い夏はいつも以上にお口のなかにダメージが
たまりやすいので、毎日の歯磨きもしっかりと行い、気になることが
あればすぐに歯医者さんに行くことをお勧めします。

今年はこれからもしばらく酷暑と呼ばれるような暑すぎる日が
続きそうですが、夏バテ、熱中症だけではなくお口の健康にも
気をつけてどうにか乗り切っていきましょう。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
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