口腔乾燥症について

投稿日:2016年12月28日

カテゴリ:スタッフブログ

皆さんこんにちは。歯科衛生士の田中です。
早いもので今年も残すところあと数日ですね。

さて、今回は口腔乾燥症について書きたいと思います。
口腔乾燥症とは、何らかの原因で唾液が少なくなり、お口の
中が乾いてしまうことを言います。

原因としては
①唾液腺の腫張や、唾石などの異物による導管の閉塞
②全身疾患によるもの(代表的なものの一つとしてシェーングレン症候群)
③薬の副作用によるもの(降圧剤や、抗てんかん薬など)
④ストレスによるもの
等があげられます。

唾液は、お口の中のPhを中性に維持する働きがあるのですが、
少なくなると、その中和作用が低下し、微生物の増殖を抑えることが
出来なくなり、むし歯のリスクが高くなってしまいます。

では、唾液を出すにはどうすれはよいのでしょうか?

良く紹介されるのが「唾液腺のマッサージ」です。
唾液腺は、耳下腺、顎下線、舌下線とあり、そこを刺激すると
唾液が出てきます。

耳の前や下顎の骨のくぼみ(両側・真ん中)を押してみて下さい。
唾液が出てきませんか?

お口の中が乾いているな、と感じた時は、ぜひ唾液腺マッサージを
してみて下さい。

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