食生活のリズムが大切です

投稿日:2016年8月10日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。歯科衛生士の川島です。
厳しい暑さが続く夏真っ盛り。
35℃以上の日を猛暑日と呼ぶそうですが、そんな猛暑日も
珍しくない今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?
もうすぐお盆休みですね。
帰省され、ご家族で過ごされる方も多いと思います。
貴重な時間をお過ごしくださいね。

さて、今日は生活習慣が乱れやすい時期ですので、飲食による
プラークpHの変化についてのお話です。
プラークpHと聞いてもピンとこない方も多いと思いますが、
私達の口の中では、常に口の中のプラークのpHが中性、酸性と
変化しているのです。

飲食前のプラークは、中性(pH約7)の状態です。
プラークがある場合に飲食を開始するとプラーク中のpHは
急激に下がり、なんと歯が溶けてしまう危険ゾーン
pH5.5以下になります。
歯が溶けてしまう=「虫歯です」
虫歯とは、この危険ゾーンの時間が長ければ長いほど、
リスクが強まっていきます。
食事が終了し、pHが元に戻るまで個人差はありますが、
40分くらいが目安となります。

お話が弾み、家族団らんなどの中で、いつもお口に食べ物が
入っていますと、うっかり新しい虫歯を作ってしまった!!
なんて事にならないように、食事と食事の間にお口の中も
休ませてあげる必要があるのです。
参考にしてみてくださいね。

食生活のリズムを意識してみるだけで、私達はしっかりと
唾液の力で虫歯危険ゾーンから、健康ゾーンを簡単に
獲得する事ができるのです。
この食生活のリズムを意識しながらも、楽しい時間を
お過ごしください。
残暑も乗り切っていきましょう。

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