歯周病と糖尿病のふか~い関係

投稿日:2017年5月10日

カテゴリ:未分類

こんにちは。歯科衛生士の平崎です。
5月に入り、ぽかぽかと暖かくなりましたね。
みなさん、GWはどこかお出かけになりましたでしょうか。

さて、今回は歯周病と糖尿病の関係についてのお話です。
歯周病菌は全身疾患と関係があると耳にしたことがある方も
いらっしゃると思います。

糖尿病の他にも動脈硬化、心疾患、胃潰瘍など。。。
その中でも糖尿病の方は歯周病になりやすく、歯周病は糖尿病を悪化させる
要因の一つだといわれています。
糖尿病になると血液がどろどろになり、歯肉の血流も悪くなります。

抵抗力が弱まり、歯周病菌がどんどん進行していってしまいます。
そして、歯周病の菌が血液に入ると体は菌に対抗するために、
サイトカインという物質を分泌します。

サイトカインはインスリンの働きをブロックするため、血糖値が
上昇しやすくなるのです。
歯周病と糖尿病にはこのような深い関係があるのです。

歯周病も糖尿病もどちらも生活習慣病の一つです。
体の健康を守るために、食生活の見直しと合わせてお口の環境を
よりよく保っていきましょう!